読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愚痴と悩みと音楽とあれそれ

クソ就活生のクソ日記

こぼれ話

昔から努力のできない人だった。

根性もなくやる気もなく、ただその日が終わるのをだらっと待ってるタイプ。頑張れない。何をするにも面倒でうっとうしい。

 

別に気に病んでるわけではない。根暗だけど、自殺願望だったり24時間死にたくて鬱になってることは全く無い。元気。ごはんも食べる。よく寝る。昼間には散歩もする。

 

ただ、なんていうか将来の夢みたいな、目標というか、やりたいことが全く無い。今後の人生何十年を費やして見つけたいとか、そういうのない。

 

だからかな、昔から人に言われて嫌々やってきた節があるから、節目節目で必ず失敗している気がする。成功体験があまりない。

 

小学生時代。親に山ほど習い事をやらされ友達とあまり遊べなかった。自分でも好きでやってる訳じゃないし、家で64とかゲームキューブとかしたかったけど、中々辞めさせて貰えなかった。そうすると、学校で友達が段々減って、そのうち誰も口をきいてくれなくなった。習い事も嫌々やっていたので、半ばクビみたいな感じで徐々に辞めていった。すると、やることが無くなる。教室で苔まみれでドロドロの水槽に浮いてる死んだ金魚を毎日眺めたり、教室に置いてある「ウォーリーをさがせ」に丸つけたりして過ごしてた。

 

中学時代。運悪く地元のヤンキーの掃き溜めみたいな学校に入ってしまい、ずっといじめられてた。僕だけではなく、僕みたいな陰キャはみんないじめられてたので、あんまり孤独感はなかった。でも、陰キャ同士でもいじめはあった。ヤンキーが教室を牛耳る中で、自分の身を守るためにいじめることがよくあった。昨日まで仲良く一緒に弁当食ってたのに、次の日そいつが俺の鞄をゴミ箱に投げてるみたいな。人があまり信用できなくなる。なかには良い奴もいた。よく遊ぶ友達と思える奴もいた。今はそいつらが何しているかは知らない。一番仲良かった奴はバイクで事故って死んだらしい。あまり思い出したくない時代。

 

高校時代。塾には通っていたが、やる気がないため高校受験に失敗して滑り止めの家から近い至って普通の高校に入学する。中学の頃のようなヤンキーはいなく、とても平和に過ごしていた。ただ、中学の頃のトラウマがあり、人との付き合い方がわからなくなる。友達ってどうやって作るんだっけ。

結果、当時入っていた吹奏楽部の男子4人とだけ3年間仲良く過ごすようになる。どういうわけか彼女ができたこともあったが、むこうも間違いに気付いたのかすぐ振られた。部活の男子とは今でもときどき連絡をとったり、ご飯食べに行ったりしてる。とても感謝している。僕が地元を離れているのもあり働いてる奴もいたりで最近連絡とる回数がぐんと減ってしまい、少し寂しい。これからも長い付き合いでいたい。

 

大学時代。予備校に通っていたが、あいかわらず適当に過ごしていたので受験に落ちる。仕方なく一年浪人する。どうせもう一年やるなら早稲田とかに行きたいと、ここで初めて努力らしい努力をした気がする。早稲田には行けず、京都の私立大学に入る。

高校の延長でなんとなく吹奏楽部に入る。応援団所属の吹奏楽部で何か無駄に厳しくてつまんなくて辞めた。キャンパスも離れてたし。他にサークルを探すも、チャラいうぇいうぇいした奴がどこに行ってもうようよしててつらくなる。茶髪こわい。ノリというか雰囲気が強すぎて、食べられちゃうじゃないかとビクビクする。ここにきて大学生向いてないんじゃないかと思い始める。とはいえ、大学というのは自由で案外気楽なもので、特にしがらみもないから、人生のモラトリアムだと思ってその日その日やりたいことやってそれなりに楽しく過ごした。似たような考えの友人みたいな人もできたが、お互いそれぞれ勝手気ままな行動してるので、意外と会わない。講義出るときくらい。

そんなわけで、他の大学生に比べて圧倒的にコミュニケーションを取る機会が少なく、晴れてコミュ障になる。気付くと人と目を見て話すことが出来なくなっていた。女の子なんてもう何年も口きいてない気がする。女の子と話す機会があったところで、どんな話していいのかすらわからない。童貞まっしぐら。妖精どころか大魔人になりそう。

バイトは、人と話すのが嫌で登録制の派遣バイトを何度かやった。ほとんど土方みたいなバイトで、ヤンキーみたいな奴に鉄パイプで小突かれたりして、嫌になってそれから一度も顔を出していない。

2回生でゼミ登録があった。出席するだけで単位くれる楽勝ゼミがあるらしく、それを希望するも外れる。結局、第3希望ぐらいにいれた鉛筆転がして決めたようなところに入った。すると残念なことに少人数の真面目系ゼミで、意識高そうな奴等がうじゃうじゃしてた。話聞いてるだけで同じ人間と思えず、馴染めるわけもなくすぐに辞めた。

そうこうしていると、気付けば3回生の夏が終わりかけていた。そろそろ就職のことを考えないとまずくなり、たいしてやりたい仕事も興味のある業界も無かったので、消去法で公務員を目指すことにした。それからはそれなりにこつこつと学内の公務員講座を受けて勉強しているつもりでいた。「公務員志望だから」と自分に都合の良い言い訳を作り、3月になっても民間の就活はほとんどやらず、試験勉強だけやっていた。

 

それでいいはずが無かったと今になって後悔している。蓋を開けてみれば、結果はすべて惨敗。自分なりに勉強したつもりでいたが、それじゃ全然足らなかったらしい。そりゃそうか。

慌てて民間企業の就活も始める。もう8月も終わりかけている。募集もどんどん減る一方。説明会すらもうどこもやったない。それでも何とか企業を探してエントリーする。ESを書きはじめて、初めて気が付く。俺大学入って何もやってないじゃん。書けることが何もない。今になって激しく後悔する。ああ、あの時なんかやっていればなあ。暇してゴロゴロしてたあの時期、どうせなら何か始めてればよかった。そんなことばかり頭の中を駆け巡ってしまう。

そんなこと考えたところで、どうせ自分は自分、何度後悔してあの頃に戻れたところで何も出来やしないのだ。それは自分が一番よくわかっている。

明日の自分は今日の自分とはちがう。その日やりたいことをその日にすればいいと、本気で思って毎日過ごしてた。いつか頑張れる日がくる。いつかなんとかなる。そうやってSSRが出るまでガチャを回すみたいに寝て起きてを繰り返していた。

 

努力ができる人間を尊敬する。一歩踏み出せる勇気と気力がほしい。まるで息を吸って吐くかのように色んなことに取り組む、まわりの就活生たちが宇宙人かなにかに見えてくる。

 

なりたい自分が見つからない。僕のやりたいことって何なんだろう。